のび太な企画書 part3
ついに本題に入っていきます。
のび太な企画書を書くに当たり、まず一番最初に聞きたいのは「企画書」ってなにかわかる? ってことですが・・・
まぁ、わからなくてもいいです。そんなものがあるっていうことぐらい知っていれば。のび太ですから・・・
ふつうはパワポで作りますがしゃれた人はKeyNoteなんかで作ります。まぁ、どっちでも大差ないです。なければワードでも紙でもいいです。そこは大切ではないですから。
さぁ始めましょう!!で、何を書きます?企画を書きます。で?そうです。何を書いたらいいかわからない。
正解。
わかる人は読まないでください。ここでまずこう書きましょう
「助けてドラえもん!!」
これがのび太な企画書です。
え?
「助けてドラえもん!」正解です。
企画書に書くことは「ドラえもんに助けてもらいたいこと」です。よくレガシーな企画書の書き方に、企画書は人を説得するものだと書かれています。説得力を高めるために、グラフを入れたり、絵を入れたりします。
無駄です。
人はそんなもんぐらいじゃ簡単に説得されませんよ。企画書にはあなたがドラえもんに助けてもらいたいことと、ドラえもんに出してもらいたい道具をかきます。他はいりません。あなたの企画書を読んで説得されない人を一生懸命説得してはいけません。時間の無駄です。
あなたが企画書を見せていいのは同じ悩みを持ったお金持ちと、ドラえもんの道具を作っている出木杉くんです。前にも書いたでしょ?出木杉くんはアトムとかマジンガーを作っているって。
で、売れないんですよ。マジンガーなんて。でも、マジンガーをもっていたらジャイアンにいじめられたとき、家ごと根こそぎ仕返しできますよ。
マジンガーでジャイアンを懲らしめようなんて出木杉くんは考えませんよ。だからのび太的な発想が必要なんです。
まぁ、こんな事を考えているうちに、いい企画が出てくることもあるんです。でなくても、いいじゃないですか、ただなんだから。
次回は待望の御利益ほうを考えていきましょう。
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